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ソフトウェアを中心とするシステムの見積もり―大規模システムの開発で知っておきたい手法 第2部(DL)

ソフトウェアを中心とするシステムの見積もり―大規模システムの開発で知っておきたい手法 第2部(DL)

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メーカー:
トリフォリオ
関連カテゴリ:
技術書
【書籍概要】
発刊日:2010年10月25日
著者:著者:Richard D. Stutzke 監訳:株式会社三菱総合研究所
体裁:B5判・801頁
ISBN:978-4-904019-17-7

定量的見積もりに関して長年研究してきた著者の集大成である本書は、技術関連の書籍ではグローバルに評価されているSEIシリーズの書籍です。

目次別ユーザ一覧(PDF)
プロセスの種類との関係
成果物の種類との関係
仕事の役割との関係

―著者まえがき―
本書は、Dr.Richard D.Stutzke による"Estimating Software-Intensive Systems: Projects, Products, and Processes" の邦訳で、原題とおり、ソフトウェアを中心とするシステムの見積もりに必要な事項を体系化したものです。本書を手に取っていただいた読者の方ならば実感していただけると思いますが、原著は900ページを超え、原著者のこれまでの知識と経験の集大成となる大著です。本書を一言で表せば、見積もりの百科事典であり、見積もりに関する大事な考え方や技法を網羅しています。

本書は、5部及び付録から構成されており、第1部は事例を使いながら、システムのライフサイクル全般にわたった見積もりに関する基礎的な考え方を述べています。第2部は、実際に見積もりを行うにあたって見積もり対象と尺度の定義、必要な手順及び代表的な見積もり手法について説明しています。第3部は、見積もりデータの収集、蓄積、追跡及びその活用方法を述べており、特に、収集方法に関する具体的な様式と見積もりの更新(較正)について言及している点が特徴です。第4 部は、プロジェクトマネジメントの側面から見積もりをとらえており、開発のライフサイクルがスケジュールとコストとして見積もられることを明らかにしています。ただし、用語については、プロジェクトマネジメント学会(Project Management Institute)における最新の情報とは異なる点はご注意ください。最後の第5部は、成果物や製品に関する性能、品質及びプロセスの見積もりについて、モデルと具体的な測定方法を述べています。

また、最近注目されているソフトウェア開発のコスト見積りモデル構築手法に、熟練者の経験・知識と少数の実績データを活用して基準生産性と変動要因を定量化するCoBRA法(Cost estimation, Benchmarking and Risk Assessment) がありますが、第5章においてその要素となる技法が説明されています。たとえば、5.1節のデルファイ法の活用は、モデルにおける経験者の知見を生かす点、5.2節の乗法的類推はモデルにおけるコスト増加の変動要因を考慮する点及び5.5 節において三角分布の利用は変動要因の影響度の定量化する点の解説となっています。

本書では、見積もりが下記のとおり多様な側面から捉えられています。見積もりの経験が浅い読者にとっては、見積もりの幅の広さについて理解してもらい、見積もりについて一定の経験を持っている読者にとっては、その経験を深める題材を見つけることに役立つものと期待しています。

・理論とケーススタディ
・プロジェクト、製品及びプロセスに関する視点
・類推、ボトムアップ及びパラメトリックという異なる手法を提供
・SLOC、FP、ユースケースポイント及びパッケージ等の様々な指標
・見積もり者を含むプロジェクトメンバ及び顧客(stakeholder)の役割に言及
・成果物の規模、性能及び品質並びにプロジェクトのコスト、スケジュール及びリスクの見積もり技法やツールを提供
・業務系の開発からCOTSを利用した開発に対応し、軍用システムを含む複雑な各種産業に対応できる技法やツールを提供
・見積もりの基本的プロセスである見積も.. りモデルの構築、データの収集、プロジェクトの追跡による見積もりの更新及び見積もり精度向上のためのモデルの校正
・大規模システムから小規模システムに適用可能で、システムの計画、見積もり、予算獲得、調達、設計、構築、試験、設置、運用及び維持の各段階に適用可能

翻訳にあたって、専門用語については業界内で標準的に利用される言葉に極力統一して訳すようにして、複数の眼でレビューを行っています。また、全般、読者にとって読み易さを優先しています。一方で、未熟な部分も多々あると思いますので、ご指摘いただければできうる限りフィードバックさせていただき、本書を進化させていきたいと考えています。

三菱総合研究所
木田幹久