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技術士受験を応援する第二次試験合格法(2015年度版)(ダウンロード版)

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201503250002
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販売価格(税込):
2,963
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トリフォリオ
関連カテゴリ:
技術士試験

【書籍概要】
発刊日:2015年3月25日
著者:鳥居直也 編著
体裁:A5判・219頁
ISBN:978-4-904019-29-0

【目次】
2015年度版発刊にあたって
まえがき

1 二次試験に向けて
 1.1 技術士試験ってどんな試験?
 1.2 二次試験の内容は?
 1.3 二次試験はどう変わったのか?

2 合格するための経歴票
 2.1 願書の作成
 2.2 小論文の作成

3 必須科目(択一問題)対策
 3.1 出題傾向
 3.2 過去問題を活用しよう
 3.3 さらに理解を深める
 3.4 直前にあと少し上積みする

4 選択科目(専門問題)対策
 4.1 出題内容
 4.2 確認資質と答案のポイント
 4.3 予想される問題と対策

5 選択科目(課題解決問題)対策
 5.1 予想される問題の内容
 5.2 骨子法を活用しよう

6 口頭試験対策
 6.1 口頭試験はこんな試験
 6.2 口頭試験対策の基本スタンス
 6.3 「経歴及び応用能力」の対策
 6.4 「技術者倫理」の対策
 6.5 「技術士制度の理解その他」の対策
 6.6 質問に的確に対処するために

7 総合技術監理部門対策
 7.1 まずは総監を理解しよう
 7.2 出願対策
 7.3 筆記試験択一問題対策
 7.4 筆記試験記述問題対策
 7.5 口頭試験対策

―著者まえがき―
2015年度版発刊にあたって

平成25(2013)年度から技術士第二次試験は新方式に変わり、出願・筆記・口頭の各段階でいろいろな変更点がありました。かつて3 , 000 字あった技術的体験論文は720 字の業務詳細(小論文)に変わりました。そしてその小論文を題材に試問を行う口頭試験は実質40 分程度だったものが20 分弱に半減しました。つまり小論文も口頭試験も顕著に短縮されたわけです。
その一方で、合格率がアップしたわけでもなく、受験生の質が低下した兆候もないのですから、決して試験の難易度が下がったわけではありません。
小論文の文章量や口頭試験時間が大幅に短縮された一方で難易度が変わっていないことから、短い文章量や限られた時間の中で、自分が行った工夫を伝え、それが技術士にふさわしいものであることを読み手・聞き手に納得してもらう力、つまり表現力・コミュニケーション能力のウェイトが大きくなったということがわかります。
我々技術者は、ともすれば組織の奥に引っ込んで、難しい技術計算などを行うことにのみ専従してしまいがちですが、今の社会における技術者の役割は、高度な応用的専門技術力を活かした業務遂行だけでなく、その内容を一般市民にわかりやすく伝えることも求められるようになってきています。
25 年度以降の試験方式変更が、たとえ経費節減のためであったとしても、結果として専門技術力プラスコミュニケーション能力を求めるようなものになっているのであれば、それは社会の要請に応えているともいえるでしょう。

2015 年度版では、こういった視点を踏まえて、限られた文章枠や時間枠の中でしっかりと業務経験や問題解答を書き、口頭試問に回答するためのポイントをできるだけ書くように留意しました。
自らが磨いてきた技術力を活用し、技術士法第1 条にもうたわれている「科学技術の向上と国民経済の発展」のために活躍したい、そういう思いで技術士第二次試験を受験される皆さんのお手伝いができれば光栄です。

2015年1 月
我が人生の宝物である仲間達との宴のあとに
APECこと鳥居直也